どうすれば効率的に配信できるのかを教えてよ!
まずは全体機能から紹介するね!
それから効率化のポイントを解説するよ!
Lステップでできること10個
まずはLステップの機能をそれぞれ理解しておきましょう。
ステップ配信
ステップ配信とは、事前に用意した複数のメッセージやカルーセルパネルなどからテンプレートを作成し、順番に一定期間配信することで、顧客との良好な関係作りを経て、商品購入を促すものです。これはメルマガ時代からあるメールマーケティングの手法の応用編と言えます。
また、一般的なメールマガジンの開封率は10%前後だと言われていますが、これに対してLINEを活用したLステップで送った場合の開封率はなんと60%以上、クリック率は25%以上とも言われています。
ステップ配信機能はLINE公式アカウントに「友だち追加」したときの「あいさつメッセージ」から順番に自動配信します。
事前にパターンを想定し、そのパターンに合うようにメッセージを準備しておき、それを自動的に配信することで一人ひとりに合ったセールスをすることができます。
LINE公式アカウントのプランはそれぞれのプランごとで配信メッセージ数の上限が決まっているので、無条件でばらまくように友だち全員に配信してしまうとメッセージ通数を多く消費してしまいアップグレードせざる得ず、結果としてコスト増になってしまいます。
そのため、後ほど説明するセグメント配信と合わせることで配信ターゲットを絞って配信できます。それを活用し、メッセージ通数も抑えて、必要な友だちに必要な情報を提供します。
しかし、LINE公式アカウントの場合は条件分岐は初回のみなのと、分岐できる項目も限られているためLステップと比べると機能では手が届きません。
ステップ配信を効率的に使いたい場合にはLステップの方が断然おすすめです!
セグメント配信
セグメント配信では、友だちを特定の条件でグループ分けをして、その絞り込んだグループに対してメッセージを配信することができます。
例えば、「年齢」、「性別」、「住居エリア」、「○○に興味がある」、「社員、スタッフ」などという情報を属性として付けることができます。
これらのタグ情報は追加済みの友だちに対して個別に手動設定できることはもちろん、自動でも設定可能です。
例えばアンケートを使って「この商品に興味がありますか?」という問いに対して、「興味がある」と回答した人には「○○に興味がある」というタグを付けることができます。
その他の例としては、見込み客なのか既に購入済みの友だちなのかでタグを分けて、配信時にメッセージ内容を変えることもできます。
顧客管理
Lステップでは友だちの情報をベースとした顧客情報の管理もできます。これは一人ひとりに、タグの設定(複数可)ができたり、メールアドレスなど自由に設定できます。
多くのデータ一括で登録、修正したい場合にはCSVでのダウンロード、アップロードにも対応しています。
管理できる情報としては多岐に渡るので、別の顧客管理ツールを導入しなくてもLステップだけで十分に対応できるため、ツールを使い分ける必要はないといえます。
登録者の把握
Lステップ導入以後であれば、友だち登録さえしてもらえれば、何もアクションがなくてもLINEで使用している名前とアイコンが自動的に登録されます。対して、LINE公式アカウントの場合は、ユーザー側から何かしらのアクションがないと誰が友だちになってくれたかわかりません。そのため、スタンプを要求したりするわけですが、それもされない場合は、どんな人が友だちになってくれたかがわからないままになります。場合によっては競合他社やこちらにとって不都合なユーザーが潜んでいるというリスクもあります。
Lステップにはこちらからブロックする機能もあるんだよ!
チャットボットで自動応答
チャットボットとは「チャット」する「ボット(=ロボット)」を組合せた言葉です。これは、チャット上で特定のキーワードを入れると、それに対してあらかじめ設定しておいたメッセージが自動的に返信されるというものです。
例えば、チャットボットで自動化していなかった場合、すべての質問をリアルタイムで返信することは難しいですよね?その間にユーザーの関心が薄れてしまったり、顧客獲得のチャンスを逃す可能性があります。
また、チャットボットは「返信」になるので、「配信」には含まれない点もポイントです。
アカウントの配信通数を消費せずにユーザーの問合せに回答することができます。
アンケートと回答フォーム
アンケートの内容、項目は自由に作成できます。それだけでなく、回答された情報を顧客情報として自動的に登録することこもできるので、セグメント配信などに活用することも可能です。
友だち追加時の初回アンケートからバンバン使う機能です。
この機能を活用してユーザー属性の情報収集を行いましょう。
配信スコアリング
さらに、友だち登録されてからは、どのような行動しているかの履歴を取得できるようになります。メッセージを読んだかどうか、リンクをタップしたのか、リッチメニューのどれを何回タップしたかを把握できるので、これらをもとにスコアリングすることもできます。
スコアリングの値から見込み客の中でも興味関心が高い友だちを抽出することができるため、コンバージョン率アップにつながります。
セグメントリッチメニュー(スタンダードプラン以上)
通常、リッチメニューは1アカウントに1つですが、Lステップでは友だちごとで表示させるリッチメニューを切り替えることができます。
例えば有料会員向けと見込み客でリッチメニューを分けるイメージですね。
流入経路分析(プロプラン以上)
どの媒体から辿り着いたのかだけでなく、更に詳細などのブログ記事のどの記事からか、どのYouTubeの動画からなのかなど細かく分析することができます。
また、流入経路ごとに配信メッセージやリッチメニューを変えることもできます。
クロス分析(プロプラン以上)
クロス分析とは集めた2つ以上のデータを使うことで傾向と特徴を検討するときに使われる分析方法の1つです。
クロス分析を使うことでどの商品を重点的に力をかけていけばよいのか、どの年代をターゲットにしていくかなどが見えてくるため、今後の売上げアップにつなげていていきます。
ステップ配信を超絶効率化するためには
いかに自動化できるかがポイントだね!
友だち情報、タグ情報を使って効率化
ステップ配信をするにあたっては、どれだけ友だちの情報を細かく把握できているかによって配信できる内容が変わります。興味のある内容、性別、年齢(年代)、住んでいるエリア、現在の状況などの情報を登録します。
配信相手の情報が多ければ多いほど、条件の設定は多くできるのでなるべくその友だちにあったメッセージを配信することができます。
それによって、コンバージョン率を上げることができるようになります!
アンケートと回答フォームを使って効率化
友だち情報の収集、タグ情報の更新を自動化するには、アンケートを活用します。
初回友だち追加時はもちろん、途中であってもキャンペーン企画などを使って、アンケートに回答してもらい、回答結果を自動で友だち情報へ反映させる仕組みを作りましょう。
こうして他機能と組み合わせて取り組むことが最大のスキルアップにつながります。
流入経路分析とクロス分析を使って効率化
まずはどこから入ってきて友だち登録してくれたかを把握するところからです。
入り口にキャンペーンの旨を記載してあるような時は、そのリンクから来た場合にキャンペーン参加についての注意事項からはじまり、段階を経てセールストークへつなげていきます。
また、クロス分析ではどのセグメントの友だちがコンバージョン率が高いのかを知ることができるため、効果が出ている箇所へのプロモーション強化、広告宣伝費の追加投入などの判断材料にもなります。
ステップ配信を最大限活用しよう!
Lステップのステップ配信を活用するためには、顧客情報の把握が重要です。
そのために、アンケートと回答フォームを活用し情報収集します。
分析機能にて、効率のよい広告媒体を選定し、クロス分析にてターゲットの組み合わせを検討、その結果、最小の投資で、最大の利益を生み出す仕組みを作ることが可能です。
この仕組みを定期的に見直し、顧客情報もアップデートして運用していくことでステップ配信を超絶効率化してもっと活用していきましょう!!