Shopifyの使い方が知りたいな。
じゃあ特に効果的な使い方を解説するね!
「Shopifyを始めたいけど使い方がわからない…」
「どうやったら効果的に集客できる?」
「ShopifyとLINEが連携できるって本当?」
と悩んでいませんか?
Shopifyを使えば誰でもネットショップが開設でき、初めての人でも挑戦しやすいビジネスです。しかし、ECサイトは開設したら終わりではなく、顧客を集める必要があります。今ではSNSを利用した集客がメジャーですが、Shopifyの集客にはLINEが最適です。
そこで、本記事ではShopifyを効果的に運用する方法やShopifyを始める手順について解説します。最後まで読めば、効果的な集客方法が理解でき、Shopifyの運営成功に繋がるでしょう。
Shopify(ショッピファイ)とは?
運営会社 | Shopify Japan株式会社 |
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利用国 | 170以上 |
経済活動 | 4,440億米ドル以上 |
アプリ数 | 8,000以上 |
Shopifyとは、知識がなくてもカンタンにECサイトが開発・運営できるプラットフォームを指します。定期課金型のサービスで、Shopifyを使えば誰でもネットで商品を販売することが可能です。
コロナ禍でShopifyのショップ数は急増し、世界175ヵ国、計170万以上のショップを有しています。カナダ発のShopifyは、創業からわずか数十年で、世界最大のECサイトプラットフォームへ成長しました。
デザインの自由度が高く、機能も優れている点が高く評価されるポイント。自社ブランドのイメージを表現しやすいといった魅力があります。
Shopifyの効果的に運用する2つの使い方
手軽にECサイトを制作できるShopifyですが、売上アップには集客が必要です。ショップを開設しただけでは、ユーザーは集まりません。Shopifyを運用する手法として、日本国民全世代の9割が利用する「LINE」の活用が効果的です。
Shopifyを効果的に運用する使い方
- LINE公式アカウントとShopifyを連携する
- LステップとShopifyを連携する
必要なのは、LINE公式アカウント・Lステップです。Lステップとは、LINE公式アカウントの機能を拡張できる有名なツールです。詳しく説明するので、Shopifyの運用に悩んでいる人はご覧ください。
ShopifyはLINE公式アカウントやLステップと連携すると効果的に使えるんだ!
①LINE公式アカウントとShopifyを連携する
Shopifyで開設した「自社のECサイト」と、「LINE公式アカウント」は連携できます。LINE公式アカウントを使えば、問い合わせ対応の効率化ができるだけでなく、優良顧客に個別にアプローチすることも可能に。
メッセージの閲覧数やクーポンの利用状況など、Shopify単体では行えないデータ分析もできます。メルマガより開封率が高いLINE公式アカウントを連携して、Shopifyの売上拡大を目指しましょう。
②LステップとShopifyを連携する
Lステップとは、LINE公式アカウントの拡張機能の1つで、BtoC向けのマーケティングオートメーションツールです。LステップとShopifyを連携すれば、購入者を特定できます。友だちと購入者を紐付けすれば、再販のお知らせや購入した人の属性を分析することも可能に。
ECサイトのリピート率向上の鍵は、データ分析です。顧客属性・商品属性を正しく分析できれば、リピート率の向上に繋がる施策がわかります。LステップとShopifyの連携して、流入経路分析を活用しましょう。
LINE公式アカウントとShopifyの連携で得られる3つのメリット
Shopifyを効果的に運用するためには、LINE公式アカウントとの連携がおすすめ。本章では、LINE公式アカウントとの連携で得られるメリットを3つ挙げてお伝えします。
LINE公式アカウントとShopifyを連携するメリット
- 多くのユーザーに向けてリーチできる
- タグを活用したセグメント配信ができる
- 購入や発送のタイミングに合わせてステップ配信ができる
LINE公式アカウントは無料で始められますが、無料プランは月200通までしか配信できません。Shopifyでサイト運営に成功するためには、有料プランも検討する必要があるでしょう。メリットを理解した上で、費用対効果が見込めるかを検証してください。
①多くのユーザーに向けてリーチできる
LINEを活用する最大の特徴はユーザーの多さです。ターゲット層が絞られた他のSNSと違い、LINEなら老若男女問わず多くのユーザーにアプローチできます。
LINE公式アカウントのメッセージ開封率は60%。メルマガは10~30%と言われるので、ユーザーの目に入る機会はLINE公式アカウントの方が圧倒的に多いのもメリットです。「多くのユーザーにリーチできる=商品をPRできる」ということ。連携することで売上アップに直結するでしょう。
②タグを活用したセグメント配信ができる
LINE公式アカウントとShopifyを連携すれば、Shopifyの顧客タグに応じてLINEでセグメント配信ができます。セグメント配信とは、年齢・性別・購入頻度などの属性ごとにユーザーを分類。それぞれのニーズに合ったメッセージを配信する、マーケティング手法です。
セグメント配信の効果は絶大で、ブロックの回避・無駄なメッセージ数の削減に繋がります。例えば、「Shopifyで購入履歴あり」のタグを付けた場合、購入経験があるため自社への関心は他の人より高いはずです。購入者に絞ってメッセージを配信すれば、リピート購入も期待できます。
③購入や発送のタイミングに合わせてステップ配信ができる
LINE公式アカウントとShopifyを連携すれば、購入時・発送時に応じてメッセージ配信できます。ステップ配信といい、LINE公式アカウントの機能のひとつです。あらかじめ用意した内容をタイミング・期間を絞って配信できます。
ステップ配信機能を使えば、商品を購入した人を対象に、商品に関係するメッセージを自動で送付可能に。業務の効率化はもちろん、購入者に限ることでより有効的なアプローチが実現するでしょう。
LステップとShopifyの連携で得られる3つのメリット
LINE公式アカウントの機能拡張ツール「Lステップ」を導入すれば、さらに細かいアプローチが可能になります。効果的な運用が見込めますが、公式LINEアカウントの料金とは別途、Lステップの費用が発生します。どのようなメリットが得られるか知った上で、導入を検討してください。
LステップとShopifyを連携するメリット
- Lステップ側で購入者・商品を特定できる
- 購入者の流入経路分析ができる
- リピート購入に繋げやすい
それぞれ詳しく見てみましょう。
①Lステップ側で購入者・商品を特定できる
Lステップを経由してShopifyで商品が購入されると、Lステップ側で購入者情報・商品名を把握できます。この情報は、後のアプローチで使える貴重な情報となるでしょう。
例えば、「購入した◯◯をSNSで投稿しませんか?」といったメッセージを、自動設定することがおすすめです。商品情報やハッシュタグを添えれば、購入側の投稿の手間も削減できます。自社への関心が高い人を対象に絞ることで、より効率的なマーケティングが行えるでしょう。
②購入者の流入経路分析ができる
Lステップを使えば、購入者の流入経路分析ができます。流入経路分析とは、LINEの友だちが登録したルート(SNS・広告・LPなど)を測定できる機能です。流入経路が判明すれば、強化する流入先・削減すべき広告が自然とわかるでしょう。
その結果、費用対効果を高めることが可能に。流入経路分析は、Lステップの3つあるプランの中で最も高額なプロプランのみで使える機能です。
Lステップすべての機能を使えるので、一概に高いとは言えません。Lステップを最大限活用したい人は、流入経路分析が行えるプロプランを検討してください。
③リピート購入に繋げやすい
Lステップをうまく活用すれば、リピート購入を促す販促も行えます。例えば、購入済みタグが付いた友だちには、購入者限定のリッチメニューに切り替える施策が挙げられます。
クーポン・ポイントカードなどを盛り込み、ユーザーにメリットを訴えかけましょう。ECサイトを安定して運営するために、リピート客は必須です。ユーザーが繰り返し購入してくれるような施策を図り、リピーターを獲得しましょう。
Shopifyの使い方の7つの手順を解説
Shopifyの運営を長期的に成功させるためには、LINE公式アカウントとLステップを連携し活用することが大切だとわかりました。ここからは、初めてECサイトを開設する人に向けて、Shopifyの具体的な使い方をお伝えします。
Shopifyの使い方
- Shopifyのアカウントを作成する
- 商品を追加する
- ストアをデザインする
- コレクションを作成する
- ページを作成する
- 送料を設定する
- 決済方法を設定する
順を追ってわかりやすく説明します。開設までにかかる日数はたったの1日です。ひとつひとつの手順は簡単なので、ネットショップが初めての人も挑戦してみましょう。
手順を1つ1つ説明するよ!
Shopifyの使い方①:Shopifyのアカウントを作成する
まずはアカウントの作成からスタートします。メールアドレスを入力し、パスワードを設定します。
入力したら、ストア管理画面に遷移します。
Shopifyの使い方②:商品を追加する
次に行うのは、商品の登録です。ホーム画面から「商品を追加する」をクリックします。
商品情報の設定画面で、商品名・説明・価格・在庫などの必要項目を入力して保存します。
文字のフォントを変更したり工夫を施せば、オリジナリティを演出することも可能です。商品画像のリサイズツールも用意されています。
Shopifyの使い方③:ストアをデザインする
続いては、ストアのデザインを行いましょう。Shopifyには、無料・有料含めて約120種類ものデザインテンプレートが存在します。
販売する商品や自社の雰囲気に合ったデザインを選んでください。
Shopifyの使い方④:コレクションを作成する
ある程度商品を登録したあとは、コレクションを作成してください。Shopifyのコレクションとは、カテゴリー分類のこと。商品タグや価格帯でカテゴライズできます。ユーザーが商品を見つけやすいように、グループ化してください。
コレクションの種類を「自動」に設定すると、条件に合わせて自動でグループ分けができるので便利です。ぜひ活用しましょう。
Shopifyの使い方⑤:ページを作成する
続いては、問い合わせページやブランド紹介ページなどを作成しましょう。日本国内に向けて販売する場合は「特定商取引法に基づく表記」が義務付けられています。こちらは「設定」の「ポリシー」から簡単に作成可能です。
テンプレートを利用すれば、入力した内容を元に自動生成されます。忘れないように、最初に作るのがおすすめです。
Shopifyの使い方⑥:送料を設定する
続いては、ショップの送料を決めてください。ネットショップには必要不可欠な事項で、最初にきちんと設定しておくことが重要です。送料は「設定」の「配送と配達」から設定できます。
送料は、配送エリアや荷物の重量に応じて細かく設定できます。商品によって送料ルールを変えることもできます。
Shopifyの使い方⑦:決済方法を設定する
最後に、ショップの決済方法を設定してください。Shopifyペイメント(クレジットカード決済)とPayPalがデフォルト設定です。
その他、コンビニ決済・キャリア決済・スマホ決済などが選択できます。
まとめ:Lステップを活用してShopifyを効果的に運用しよう
Shopifyへの集客は、LINE公式アカウントやLステップでのアプローチが効果的です。ShopifyとLINE公式アカウントを連携すれば、セグメント配信やステップ配信が可能となり、関心が高い人に絞ってPRが可能に。Lステップを活用すれば、購入客との紐付けもできます。リピート購入を促す販促もでき、売上アップが見込めるでしょう。
LINE公式アカウントは無料で始められますが、Lステップは有料ツールです。友だち登録数が増えれば、LINE公式アカウントもアップグレードが必要になるかもしれません。
しかし、ネットショップビジネスを行う上で集客のための費用は欠かせないものです。費用対効果が見込めるかを十分検討した上で、LINE公式アカウントとLステップを導入してShopifyの運営を始めましょう。