Lステップのリッチメニューの画像について知りたいという方のために、リッチメニューの画像のサイズや作り方、さらに画像を作るときのコツについて解説をします。
この記事を読むことで、
- Lステップのリッチメニューの画像サイズや容量などの基本情報
- リッチメニューの画像の作り方
- 画像を作るときのコツ
を知ることができます。
それではLステップのリッチメニューの画像について解説していきます。
Lステップのリッチメニューの画像サイズや容量
ここでは、Lステップのリッチメニューの画像についての基本的な情報をご紹介します。
さらにおすすめの設定方法もご紹介していますので、参考にしてみてください。
リッチメニューの画像の要件
まず、Lステップのリッチメニューの画像の要件については以下の通りです。
・フォーマット:JPEG、またはPNG
・容量:1MB以下
・サイズ:2500×1686ピクセル(大サイズ)、または2500×843ピクセル(小サイズ)
Lステップのリッチメニューでは複数のテンプレートから選択でき、
最大6つまでタップ領域が設定できます。
リッチメニューの画像のサイズは2種類
Lステップのリッチメニューの画像のサイズは、上でご紹介したような大サイズと小サイズの2種類から選べます。
それぞれのサイズについて、詳しく見ていきましょう。
大サイズ
2500×1686ピクセルの大サイズは、フルリッチメニューとも呼ばれています。
横幅は小サイズと変わりませんが、縦幅は大サイズが小サイズの2倍です。
大サイズをLINEのトークルームで見ると、縦幅があるため画面下に大きく表示され、とても目立ちます。
2500×1686ピクセルで画像を作れば解像度の高いきれいな画像を表示できますが、読み込みに時間がかかるかもしれません。
解像度が低くても読み込みが早い方が良いなら、1200×810ピクセル、または800× 540ピクセルで作ることもできます。
小サイズ
2500×843ピクセルの小サイズは、ハーフリッチメニューとも呼ばれます。
その名の通り、縦幅が大サイズの半分になっていて、トークルームでは、画面下部に細長く表示されます。
大サイズと同じく、解像度が低くても読み込みの早い画像にしたい場合は、1200×405ピクセル、または800× 270ピクセルで作ることも可能です。
サイズの使い分け方
リッチメニューのサイズは、臨機応変に変えていくのがおすすめです。
大サイズにするとリッチメニューが大きく表示されるため、トークルームに重要なテキストメッセージを送ったときにリッチメニューが目立ちすぎてしまい、大切なメッセージが背景のようになってしまうケースがあります。
メッセージが多い場合や目立たせたい場合には、メッセージの邪魔にならない小サイズがおすすめです。
反対に、リッチメニューでお得なクーポンや新しいキャンペーンを多く発信したい場合には、大サイズにして目立たせるのが良いでしょう。
また、メニューボタンの数で使い分ける方法もあります。
4~6つ程度のメニューを表示したい場合はテキストや画像を大きく表示できる大サイズをおすすめしますが、厳選したメニューを1~3つ表示したい場合は小サイズで充分でしょう。
初期設定はOffにしておくのがおすすめ
Lステップでは、トークルームを開いた際最初にリッチメニューを表示させるのか、それともメッセージ入力欄を表示させるのかを初期設定で選択可能です。
シナリオ配信をしているときなど、読者にメッセージを読んでもらいたい場合にはリッチメニューが邪魔にならないよう初期設定をOffにしておくのが良いでしょう。
リッチメニューの初期設定で「表示する」ではなく「表示しない」を選択すると、リッチメニューが最初に表示されなくなり、メッセージを目立たせることができます。
Lステップのリッチメニューの画像の作り方
メニューボタンのラインナップが決まったら、実際に画像を作っていきましょう。
ここでは、画像の作り方を3つの手順に分けて解説します。
手順その1・ボタンを作成する
まず商用無料の素材サイトにアクセスして、ボタンに使う画像の素材をダウンロードします。
イメージに合った画像を多めにダウンロードしておいて、あとで取捨選択すると良いでしょう。
画像を集めたら、それらを使って実際にメニューボタンの画像を作っていきます。
イメージメーカーを使う方法
もっとも簡単な作り方は、LINE公式アカウントのリッチメニュー登録画面にある「イメージメーカー」を利用する方法です。
イメージメーカーの使い方は、使用したいリッチメニューのレイアウトを選んで、「画像を作成する」ボタンを選択します。
領域ごとに色を塗ったり、テキストを入力したりすれば画像が完成しますので、出来上がったら「適用」ボタンを押して設定します。
無料オンライン画像編集サービスを使う方法
もっとデザインにこだわって作りたい人は、CanvaやPixlr Editorなどの無料オンライン画像編集サービスにアクセスして自分で作ることもできます。
画像編集サービスではリッチメニューの「テンプレートガイド」から、事前にテンプレートをダウンロードしておかなければなりません。
複数のテンプレートがダウンロードされますので、その中から自分が使いたいサイズのテンプレートと画像サイズを選択して、画像を作成していきます。
Canvaの場合はファイルサイズが表示されないため、画像が完成してダウンロードしたあと、ファイルの容量が要件を満たしているかを確認しましょう。
手順その2・背景画像を作成する(画像編集サービスを使う場合)
真四角の画像ならば不要ですが、丸形や角丸形の画像に背景を作る場合は、図形やテキストなどを使ってWebサイトのデザインができるAdobe XDなどのツールで背景を作成可能です。
背景は真っ白でも良いのですが、新着情報の背景は赤色、クーポンやチラシは緑色など、カテゴリごとに色分けすると視覚的にわかりやすくなります。
新規作成で作りたいリッチメニューの解像度を設定して、背景を作ります。
手順その3・仕上げ作業をする(画像編集サービスを使う場合)
メニューボタン画像の余白部分の色と手順その2で設定した背景の色を同一にします。
仕上げに、出来上がったボタン画像を背景画像の上に重ねます。
このとき、リッチメニューのテンプレートの分割と合うように確認しながらボタン画像を配置してください。
画像を作るときのコツ
せっかくリッチメニューを作るのであれば、より多くの人の興味を引くような画像を作りたいです。
ここでは、うまく画像を作るためのコツを3つご紹介します。
これらのコツもふまえつつ、個性も大切にして素敵な画像を作っていきましょう。
ボタンらしさを出す
新商品情報やクーポンなど誘導したい領域があるのであれば、リッチメニューの画像をボタンのようなデザインにすると、クリック率がアップします。
ボタンのように見える画像は、見る人がついつい押してみたくなるからです。
画像に陰影を付けて浮き出ているように見せたり、画像に入れた「クーポンはこちら」「冬の新商品」などの文字の後ろに矢印のマークを入れたりすると、ボタンらしさを出すことができ、スムーズに誘導できます。
デザインにこだわる
リッチメニューの画像はトークルーム画面でパッと目を引くため、いわばLINE公式アカウントの顔とも言える部分です。
ターゲット顧客の興味を引くように作ることはもちろん、扱っている商品やサービスのイメージに合うようなデザインを心がけましょう。
たとえば高級感や特別感を出したいのか、身近で親しみやすいイメージにしたいのかによって、画像のデザインは違ってくるはずです。
思わずタップしたくなるような企画とセールスコピーを考える
デザインだけでなく、企画も重要です。
期間限定クーポンのような定番の企画ももちろん効果的ですが、LINE友だちをびっくりさせるような、おもしろくて珍しい企画を考えてみてはいかがでしょうか。
さらに、見た人が思わず注目してしまうようなセールスコピーも合わせて考えてください。
企画を打ち出したら、クリック数や購入数など反応を見ながら、また新しい企画を考えて顧客を飽きさせない工夫をしましょう。
公式LINEはリッチメニューをうまく使って集客をしよう
上でご紹介したような作り方のコツをふまえて作った画像でリッチメニューを整備すれば、LINE友だちへの強力なアピールになるはずです。