UTAGEを利用する時に、独自ドメインを利用したいと思ったことはありませんか?
独自ドメインの設定には「DNS設定」が必要であったり、「複雑なのでは?」「難しくて怖い」といったイメージを持つ方も多いでしょう。
しかし独自ドメインを持つことは、自身のブランドを効果的に展開し、インターネット上で認知度と信頼性を向上させることができます。
今回はエックスドメインを利用してUTAGEに独自ドメインを設定する方法を詳しく解説します。
独自ドメインとは?
独自ドメインとは、インターネット上で特定のウェブサイトやメールアドレスを識別するための、オリジナルなアドレスのことです。
独自ドメインを設定する重要性は、
- ブランド認知の強化
- SEO効果の最大化
などがあげられます。
独自ドメインの取得手順
実際にドメインの取得手順から解説いたします。
今回は「エックスドメイン」を使用した手順になります。
UTAGEで独自ドメインを利用するには、ルートドメインを利用することはできないため、サブドメインを利用する必要があります。
既にレンタルサーバー側に追加されているサブドメインを併用して利用することは出来ないため、その場合は別のサブドメインをUTAGE用に登録しましょう。

Xサーバーアカウントにログインし「+ドメイン取得」をクリック
WordPressサイトのアドレスにしたい文字列を入力します。

「お申し込み内容の確認とお支払いへ進む」

出典:Xserver
すでに登録が済んでいる場合、新規登録の場合よりも支払方法がいくつか増えます。
・コンビニ払い
・銀行振込
・ペイジー払い
・ペイディー(翌月後払い)
・チャージ残高(引き落とし)
となります。

出典:Xserver
⇩
料金の支払いが反映されれば、ドメイン名の取得は完了となります。
出典:Xserver
UTAGEで独自ドメインを設定する方法
UTAGEで独自ドメインを使うには、サブドメインを利用 する必要があります。
既存のサブドメインを使うことはできない(UTAGE専用のものを作成する必要あり)
右上の「アカウント名」をクリックし「DKIM・DMARCの認証設定」をクリックします。

「ドメイン」を選択します。

※ここで表示されているドメインがXサーバーにすでに表示されているか確認します。
ドメインが追加されていない場合は次項目で追加方法を解説します。
独自ドメイン追加申請方法
まずはUTAGEにログインしましょう。UTAGE右上のUTAGEアカウント名をクリックします。
表示されるメニューから【独自ドメイン管理】を選択してください

「独自ドメイン管理」から【+追加】をクリックします。

注意事項を確認したら、申請したいサブドメインを入力して【追加】をクリックします。

システムで発行されたDNS設定内容が表示されたら完了です。

Xサーバーのドメイン追加
UTAGEで作成したドメインをxサーバーに追加します。
エックスサーバーにログインし、「サーバー管理」をクリックします。

「ドメイン設定」を開いてください。
「ドメイン設定追加」タブを選択し、「ドメイン追加」に作成したドメインを入力し、確認画面に進むをクリックします。

「無料独自SSLを利用する」「高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする」にチェックが入っていることを確認しましょう。
追加内容の確認が表示されるので、間違いがなければ「追加する」をクリックしてください。
ドメインの追加が完了後、メールの設定を行います。
メールアカウント設定
ドメインの確認をしたページ左側の「メールアカウント設定」をクリックします。

「メールアカウント」「パスワード」を入力します。

「@」後が先ほど設定したドメインになっているか確認しましょう。
問題なければ「確認画面に進む」をクリックします。
確認画面で入力内容に問題がなければ「追加する」をクリックし完了です。

DNS設定方法
「エックスサーバードメイン」にログインし、【DNSレコード設定】を開きます。
サーバーパネルへログインし、「DNSレコード設定」に進み「DNSレコード設定を追加」を選択してください。

出典:Xserver
※エックサーバー関連サービスではドメイン設定ができる箇所が複数あるので注意してください。
「Xserverドメイン」と「Xserverレンタルサーバー>ドメイン設定」は異なります。
ネームサーバーとして指定しているDNSサーバーで設定が必要となります。
設定項目を入力したら【確認画面へ進む】をクリックします。

出典:Xserver
追加完了のメッセージが表示されたら設定完了となります。

出典:Xserver
独自ドメイン設定後の利用方法
UTAGE画面の右上にある、アカウント名をクリックし、メニューから【独自ドメイン管理】を選択します。

利用したい独自ドメインの「⋮」をクリックし、メニューから【ログインページ】を選択します。

サブドメインのログインページが開いたらログインします。
※普段UTAGEにログインしている時と同じログイン情報でログインできます。

ログインするとドメイン部分が選択した独自ドメインに変換されたページとなり設定完了となります。
以降も、これまで通り使用することが出来ます。
DKIM・DMARCの設定方法
独自ドメインのメールを なりすまし被害や迷惑メール扱いから守るため に、DKIM・DMARCの設定が必須 です。
DKIMを設定すると、送信メールに電子署名が付与され、受信者がその署名を検証できます。
まずエックスサーバーにログインします。
「サーバーパネル」→「DNSレコード設定」を開いていき、「DNSレコードの追加」をクリックします。

UTAGE「DKIM認証設定」にある情報を入力

「確認画面へ進む」→「追加する」をクリックで完了です。

UTAGEで追加できたか確認する
UTAGEのアカウント選択し、該当シナリオを選択してください。

「ステップ配信」をクリックします。

「メール追加」をクリックします。

「送信者アドレス」に先ほど作成したメールアドレスを入力し、テスト配信を行います。

メールが届いているか確認し、設定完了です。
まとめ
UTAGEで独自ドメインを利用する方法について解説いたしました。
独自ドメインを持つことは、自身のブランドを効果的にインターネット上で認知度と信頼性を向上させることができます。
難しいと感じられる設定方法ですが、今回解説した手順で設定して頂ければスムーズに設定して頂くことが出来ますのでぜひ試してみて下さい。
