Lステップの回答フォームの効果的な使い方について知りたいという方のために、Lステップでできる画像を使用した回答フォームの作成とメリットについて解説をします。
この記事を読むことで、
- Lステップの回答フォームの特徴
- Lステップの回答フォームで画像を入れる設定
- Lステップの回答フォームと画像を組み合わせた活用事例
を知ることができます。
それではLステップの画像入り回答フォームの構成から画像を使った活用までの流れについて解説していきます。
画像との相性バッチリ!Lステップの回答フォームの特徴
Lステップの回答フォームは、アンケートをはじめとするさまざまなユーザー情報を入手するための機能です。
回答フォームには集客率を伸ばすためのヒントがたくさんあり、とくに画像とセットで活用すればするほどメリットがあります。
ここでは、Lステップの回答フォームが持つ便利な特徴について説明します。
今すぐ使い始めたくなるお得な情報ばかりですので、参考にしてみてください。
本当に便利!顧客データの自動収集とセグメント分け
Lステップの画期的な機能のひとつが、ユーザーデータの収集と管理の自動化です。
マーケティングには情報の収集と分析が不可欠ですが、データを集めるのも大変なうえに、データ量が増えれば増えるほど手動で管理するのは至難の業です。
しかしLステップの回答フォームを活用すれば、驚くほど効率的に作業を進められます。
一般的に、メッセージのみよりもアンケート形式のほうがユーザーから良い反応を得られる傾向にあります。
回答フォームはアンケートを簡単に作成できますので、ユーザーからたくさんの情報を引き出すのに役立つでしょう。
またLステップの回答フォームでアンケートを作成し、年齢や性別をはじめとするユーザーのさまざまな情報を取得すると、それらの情報を自動で分類してくれます。
この分類された情報にもとづいて、20代のユーザー向けの情報や女性限定のクーポンなどといった、
ターゲットを絞ったセグメント配信が可能になり、ユーザーからの信頼度が上がります。
さまざまな回答スタイルを自由に選択
アンケートというと、質問事項が文字でズラリと並んでいる堅苦しいイメージがあるかもしれません。
しかし、Lステップの回答フォームは、従来の形式にとらわれずさまざまなスタイルのアンケートを作成できます。
Lステップの回答フォームで設定できる回答方法は、プルダウンやラジオボタンにチェックボックスなど、質問したい内容に応じて選ぶことが可能です。
そこにプラスしてテキストの記入欄を設定すれば、より詳しいユーザー情報が入手できますので、データベースの確立にとても役立ちます。
さらにLステップの回答フォームでは、画像やPDFなどのデータ添付もできます。
アンケートに協力していただいたお礼に特典を付与したり、Excelで作成したフォーマットを添付してユーザーからのアイディアを募集したり、工夫次第で活用方法は無限大です。
一方的にアンケートを送信するのではなく、ユーザーとのやり取りを円滑に進められて、集客率に大きく貢献します。
期間限定の配信でユーザー心理をつく
Lステップの回答フォームには、回答期限を設定できるという特徴もあります。
回答に期限を設けると、ユーザーの自由度が下がって回答率が下がって不利になってしまうと考えていないでしょうか。
実際はその逆で、人は期限を設けられると無意識のうちに期限内にどうにかしようと行動する傾向にあります。
その心理をうまく使えば、ユーザーの回答率アップを狙えるかもしれません。
また、セミナーへの出欠のように早めに回答がほしいときにも重宝します。
もちろん、ただ期限を設定するだけではユーザーにとってメリットはありません。
そこで期限内に回答した人だけのスペシャル特典を準備しておくと、ますます反応が良くなります。
あるいはクリスマスやバレンタインデーなど、ユーザーが興味を持ちそうな時期や内容を選んでおしゃれな画像付きのアンケートを送信すると、気軽に回答してもらえる雰囲気を作れます。
画像もOK!回答フォームを随時アップデート
作ってからあれもこれもとやり直しをしたくなっても、Lステップの回答フォームなら大丈夫。
完成後でも自由にアップデートして、常に満足のいく状態でユーザーに送信できます。
回答フォームでは、質問の追加・削除・非表示だけではなく、回答必須の質問の選択、そのうえ背景やヘッダーへの画像設定の編集も可能です。
文字だけでは無機質になりがちですが、画像を入れるとアンケート画面が華やかになり、ユーザーの目を引いて回答へと促します。
もっとオリジナリティーを出して差をつけたいならば、カスタムCSSの設定をすれば、いっそうクオリティーの高いアンケートを目指せます。
カスタムCSSを使用すると、文字の色やデザイン、画像のサイズも自在に変えられますので、ユーザーがつい回答したくなるようユニークなアンケートをイメージ通りに作成できます。
使ってみよう!回答フォームの設定方法
ここでは、Lステップの回答フォームの設定方法と重要ポイントについて説明します。
これまでアンケートを実施しようと思いつつ、面倒でつい後回しにしていた人は、ここを読めば設定の流れが簡単であることがわかります。
もっと早くから使っていれば良かったと思った人は、逆にこれから大きなチャンスが舞い降りてくることを期待しながら回答フォームを使ってみましょ。
いろいろ選べて楽しい!回答フォームの作成
まずはLステップにログインし、左メニューバーの回答フォームを開き、「新しい回答フォーム」を選択。
設定項目には、管理用のフォーム名、回答フォームの保存先を指定するフォルダー、回答フォームに表示されるタイトル、タイトルの下に表示される説明があります。
次にフォーム内容の設定では、「記述式(テキストボックス)」を選択して項目名を「お名前」。
画面下にある回答の登録先を設定しておくと、回答内容が友だち情報へと自動的に記録されます。
同様に「日付」を選択すれば登録日が、「都道府県」を選択すればユーザーが住んでいる地域が、回答の記録先の設定によって自動記録となります。
さらに詳細なユーザー情報を取得したい場合は、チェックボックスやラジオボタン、あるいはプルダウンでアンケートを作成します。
いずれも手順は同じで、項目名を入力したら選択時のアクションと選択肢を設定。
このとき、選択時のアクションの設定をし忘れてしまうと、データを取得しても自動記録されませんので気をつけましょう。
オプション設定でさらに使いやすく
回答フォームの設定画面下にあるオプションを選択すると、
画面で回答の制限や回答後の動作設定ができます。
回答制限では、回答の期限を設定したり回答数を制限したり、または一人の回答数を決定することも可能です。
たとえば、イベントなどの申し込みフォームとして利用する場合には回答に期限があると便利です。
そのイベントが参加人数限定の先着順であれば申し込み人数が上限になった時点で締め切ることができます。
回答後の動作を設定すると、回答送信後に自動的にURLへ移動させたり、回答後のフォーム上にメッセージを表示させたりと、ユーザーに対してさまざまなことができるようになります。
またLステップの回答フォームでは、項目ごとにアクション設定ができますが、回答後アクションで回答がすべて完了したときの全体設定をしたいのであれば、このオプション設定画面で行うことが可能です。
ここで差をつけよう!カラーやデザインの設定
回答フォームへの入力が済んだら、最後にアンケートを引き立ててくれるカラーやデザインを決めます。
「カラー/デザイン設定」を開き「カスタムデザインを使用」を選択します。
ボタン・背景・フォーム部の3種類があり、それぞれ好きな色を選択可能です。
その下の「ヘッダー画像URL」と「背景画像URL」には、入れたい画像のURLを貼り付けると表示されるようになります。
「ヘッダーアイコンを非表示にする」にチェックを入れると、回答フォーム右上の鉛筆マークが表示されません。
一番下の「カスタムCSSを使用」を選択すると、画像の幅や見出しのデザインなどの変更のように細部の設定も可能になり、さらに見ばえのするアンケートが作成できます。
それほど難しくはありませんが、ある程度のWeb知識を必要とする作業ですので、これを機会に勉強を始めて使いこなせるように努力するのもよいでしょう。
回答フォームは画像とセットで活用するのが効果的
Lステップの回答フォーム画面は基本的にシンプルですので、画像を使うコンテンツと併用してユーザーの心をつかむのが得策です。
ここでは、回答フォームをさまざまなコンテンツと組み合わせて使用する事例とそのポイントを少しだけ紹介します。
Lステップの機能を駆使すればほかにもまだまだ方法がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
特典付与の画像をつけてユーザーを誘う
ユーザーがアンケートに回答したくなる状況を作りあげるには、答えた特典を付与するのが一番の近道です。
それを効果的に示すには、画像でユーザーの注意を引いて、回答フォームに誘導するのがよいでしょう。
画像には、期間限定や先着順などユーザーの気持ちを駆り立てる条件を記載します。
特典はポイントやクーポン、あるいは特別な割引情報といった、回答することで得をするとユーザーが思えるようなものがベストです。
回答フォームのヘッダー画像にも、すべて答えると特典がもらえる文言を入れておけば、ユーザーも最後まで集中して回答してくれます。
特典を効果的にアピールする画像を作成して、回答率アップに役立てましょう。
リッチメニューと組み合わせて回答率アップ
回答フォームそのものを画像で飾り立てることもできますが、LINE画面を開いた瞬間に目に飛び込んでくるリッチメニューとセットで使用すると効果抜群です。
リッチメニューのタップで回答フォームへと誘導されるよう設定しておくと、ユーザーもすんなりと回答してくれます。
Lステップの回答フォームは、アンケート以外にも申し込みや予約などいろいろな使用方法があります。
テキストメッセージよりも、画像で誘導するほうがダイレクトにユーザーに伝わりますし、視覚的に楽しくなる画像を使用するとユーザーも気軽にタップしたくなるのでおすすめです。
リッチメニューで使用する画像と関連性を持たせた回答フォームを作り統一感を演出すると、全体的にまとまりが出てユーザーからの評価も高くなります。
カルーセルパネルでエンターテイメント性のある仕上がりに
くるくると画像が変わっていくカルーセルパネルは情報があふれていて、見ているユーザーの気分を高揚させてくれます。
カルーセルパネルで上手にユーザーを回答フォームに誘導し、アンケートと思わせないような演出をしてみましょう。
たとえばカルーセルパネルに一つずつ簡単な質問を表示して、ユーザーの関心をこちらに向けます。
そして最後のパネルで、ユーザーが納得できるような内容の回答フォームへと誘導します。
ユーザーがしぶしぶ回答するのではなく、あくまでも自主的に回答したくなるような流れを作りやすいのがカルーセルパネルです。
質問数をなるべく少なくしたり、ユーザーが思わずクスッとしてしまうような画像や質問を盛り込んだり、親しみやすくてエンターテイメント性が感じられる工夫をするのが大切です。
Lステップの回答フォームは画像などをフル活用して楽しい内容にしよう
Lステップの回答フォームは、テキストだけのアンケート以外にも、内容に合わせてユーザーが回答しやすくなるスタイルのフォームを作成可能です。
しかも、画像を使用して視覚的にユーザーに働きかけることによって、回答フォームの回答率があがりより多くの情報を収集することができます。