LステップでのQRコードを活用した流入経路分析ついて知りたいという方のためにQRコードの作成方法や、流入経路分析の具体的な活用方法について解説をします。
この記事を読むことで、
- 流入経路分析をするためのQRコードの作成方法
- 流入経路分析の具体的な活用方法
- 流入経路分析をするメリット
- 流入経路分析をする際の注意点
それではまずは、QRコードの作成方法について解説していきます。
流入経路分析のためのQRコード作成方法とは?
まずは、流入経路分析をするために必要な「QRコード」の作成方法をご紹介していきます。
以下の3つのステップで比較的簡単に作成できます。
- 管理画面上で「流入経路」を追加し、流入経路ごとに「アクション」を追加
- 友だち追加されたときの設定を「無視しない」へ変更
- 「リンク」か「QRコード」を生成する
以下で各ステップをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
管理画面上で「流入経路」を追加し流入経路ごとに「アクション」を追加
Lステップの管理画面にログインし「流入経路分析」のボタンをクリックしたら、「新しい流入経路」を選択します。
「流入経路名」は表には表示されませんので、自分が管理しやすいタイトルに設定してOKです。
そこまで完了したら、次に「流入経路ごとのアクション」を設定します。
重要なのは「タグ設定」。
たとえばFacebookからの登録、Twitterからの登録、Instagramからの登録とタグをいくつか用意しておけば、どこ経由で登録されたのかが一目瞭然になります。
こうしておくことで後のセグメント配信などに役立ちます。
友だち追加されたときの設定を「無視しない」へと変更
次に設定するのは「友だち追加時設定」の項目。
デフォルトでは「無視する」になっているので、「無視しない」へと変更しましょう。
「無視する」のままにしてしまうと、せっかく友だち登録をしてくれても「登録ありがとうございます」といった設定しているメッセージが配信されなくなってしまうので注意が必要です。
「QRコード」を生成する
ここまで終わったら、最後にQRコードが作成できるようになります。
上記までのステップが終わると、画面下方に「登録」のボタンが出てきますので、クリックをしてください。
登録ボタンを押すと、流入経路が作成されるで、「QR」と書いてあるボタンを押すとその流入経路のQRコードが生成されます。
SNSなどにリンクを貼りたい場合は、QRボタンの左側にあるボタンを押すとリンクがコピーされるので、それを貼り付ければOKです。
流入経路分析の具体的な活用方法は?
さて、ここからは「流入経路分析」の機能の具体的な活用方法についてをご紹介します。
たとえば、複数店舗を運営しているとしましょう。
その場合は店舗の分だけQRコードを作成すると、登録した店舗がわかるため、その店舗のイベント情報を配信するなどその後のセグメント配信に役立てることができます。
あるいは、複数のSNSごとにQRコードを分けて作成するとしましょう。
そうすることで、最も流入の多いSNSをメイン媒体とするなど、広告宣伝に注力する際の指標にすることもできるようになります。
このように、流入経路分析を活用するとどういった経路で友だち登録をしたのかがわかるため、その人に向けた最適なアプローチをすることを可能にしたり、どの媒体が最も集客力があるのかを可視化したりすることができます。
流入経路分析をするメリットは?
では次に、「流入経路分析」を行うメリットをご紹介していきます。
主なメリットは次の3つです。
・費用対効果を可視化できる
・より開封率や訴求率を上げることができる
・タグ機能でより詳細な行動分析もできる
以下でそれぞれを詳しく解説していきます。
費用対効果を可視化できる
先ほども少し触れましたが、流入経路分析を活用することで、たとえばYouTubeからの流入が多いのか、それともInstagramからの流入が多いのかなど、どの媒体からの流入が多いのかを可視化することができます。
これがわかることで、流入のより多い媒体に絞って広告宣伝費を投下するといった選択が可能に。
より流入が多いところを狙ってお金をかけることができるので、費用対効果は必然的に高くなります。
売上や効果につながっていない媒体が一目瞭然なので、思い切った宣伝費用の分配ができるようになるでしょう。
より開封率や訴求率を上げることができる
「流入経路分析」を活用し、流入経路ごとにシナリオ配信の内容を変えることもできます。
たとえば、興味を持ってくれた広告別にオススメする商品の内容を変えることで、よりその人が興味を持ってくれる確率がUP。
これによって配信の開封率はもちろん、購買率UPにもつながります。
配信で大事なのは、いかに見てもらえるか、そして見続けてもらえるかです。
興味のない内容や関係がない内容だと判断されてしまうと、ブロックをされたり通知を解除されてしまったりするかもしれません。
そうならないためにも、流入経路分析を活用して配信内容の精度を向上させていきましょう。
タグ機能でより詳細な行動分析もできる
流入経路分析と併せてタグ機能も活用することで、より友だち登録者の詳細な行動を分析することが可能になります。
タグ機能を上手く活用すれば、誰がどの商品を購入してくれたのか、どんな経路でアカウントにたどり着いたのか、どんな商品を購入しやすいのか、
といった情報も得ることができるのです。
LINE公式アカウントにはこの「流入経路分析」の機能はないため、より詳細な流入を把握してマーケティングを強化するなら、「Lステップ」を活用しない手はありません。
流入分析を利用する際の注意点
最後に、流入経路分析の機能を活用するにあたってはいくつか注意点があるのでご紹介します。
主な注意点は以下の2つです。
・プロプランでないと使えない
・認証確認画面が出てしまう
まず流入経路分析はLステップの「プロプラン」に加入していないと使用できません。
「スタートプラン」「スタンダードプラン」は対象外なので、要注意です。
また、流入経路分析を使用すると友だち登録時に「認証画面」が必ず出てしまいます。
ここで離脱してしまう人も全体の10%程度はいる、と言われているので、その点は念頭に入れておいた方が良いでしょう。
流入経路分析を活用して効果的に友だち登録者にアプローチしよう!
流入経路分析を活用することで、友だち登録者の詳細な行動分析が可能になり、その分流入経路分析をしないよりも精度の高いアプローチも可能になります。
流入経路分析はマーケティング機能として非常に優れた機能ですので、ぜひ存分に活用し、開封率や購買率のさらなる向上につなげてください。