UTAGEのワンタイムオファーやアップセルとは、売上アップを狙うために重要な仕組みの1つと言える機能です。
「どういう効果が見込めるのか」「どうすればいいのか?」そんな疑問をこの記事では詳しく解説いたします。
ワンタイムオファー
ワンタイムオファーとは?
UTAGEのワンタイムオファーとは、1回のみの表示制限を設定できる機能です。
つまり、1度限りの限定価格で販売したり、タイムセールを行ったり、特別セットを販売するなど「今回限り」という縛りをつけて販売することができます。
ワンタイムオファーを使うことで、顧客単価アップが期待できます!
ワンタイムオファーの設定方法
UTAGEのワンタイムオファーは、ファネルのページで行います。
①ファネルの編集画面で「ページ設定」内に「ワンタイムオファー」があるのでクリックします。
②ポップアップが表示されるので「ワンタイムオファー(1回のみ表示制限)を指定する」をクリック。
編集中のページを1回だけ表示されるページにすることが可能になります。
③2回目以降にアクセスするページを選択
「ファネルの最後のステップのページを表示」を選択した場合、2回目以降のアクセスは、ファネルの最後のステップが表示されます。
「指定したページを表示」を選択した場合は、指定したページURLが表示されます。
指定したいページURLを入力して保存すれば設定完了となります。
アップセル
アップセルとは?
アップセルとは、顧客が購入したその商品と同種で「より上位のもの」を提案し購入してもらうことを指します。
高価なものを提案し購入してもらうことで、顧客単価が高まります。
アップセルとは、顧客単価アップをねらったマーケティング方法となります。
ワンタイムオファー、アップセルは売上を伸ばすのに非常に効果的な手法といえます。
アップセルの設定方法
①商品登録
まずは商品の登録を行います。
通常商品を「サンプル商品」と仮に設定します。
オーダーバンプ商品も一緒に設定しています。
アップセル用の商品も登録します。
今回は「商品1(アップセル)」という名称で登録します。
商品登録ができたら、作成したページに商品をリンクさせていきます。
②決済ページ
先ほど作成した「サンプル商品」の決済情報入力欄を作成し、決済連携します。
決済連携の方法は【ファネル】→左メニュー【決済連携設定】をクリックして設定を行います。
詳しくはこちらの記事を確認してください。
関連:UTAGEで使うべき決済は?決済連携の手順を詳しく解説
③アップセルページを作成
続いてアップセルページを作ります。
アップセルページには、「購入ボタン」を追加します。
ファネルページ編集画面で+ボタンを押します。
要素一覧が表示されるので、その中から下部にある「購入ボタン」をクリックします。
以上で「購入ボタン」の設置は完了です。
購入ボタンによる決済は、フロントエンド商品購入時に得た情報を利用して行われます。
④購入ボタンと商品を連携
「購入ボタン」にアップセル用に登録した「商品1(アップセル)」を連携します。
アップセルページに設置した「購入ボタン」に連携できる商品は1つとなります。
複数の商品を連携することはできません。
複数のアップセル商品を設定したい場合は、新たにアップセルページを作成する必要があるため注意してください。
以上でアップセルの設定が完了となります。
アップセルページの「購入ボタン」に決済連携できる商品は「通常商品」となります。
UTAGEは商品管理にて商品を登録する際「通常商品」か「オーダーバンプ」かを選択する必要があります。
このとき、「通常商品」として設定した商品をアップセルに利用することができます。
「オーダーバンプ」に設定した商品をアップセルに利用することはできませんので注意しましょう!
UTAGEで連続してアップセルを行うことは出来るか?
アップセルページの作成は無制限となります。
「購入ボタン」はフロントページの決済に連動しており、連携できる商品は1つです。
「購入ボタン」を使ったワンクリックアップセルを連続で行いたい場合には、連携できているか動作確認を必ずしておきましょう。
アップセルはワンクリックアップセルのみ設定が可能?
ワンクリック決済・別ページに遷移して決済するなど、様々なカスタマイズが可能です。
アップセルページに入れられる要素は多数あるので、様々な仕組みが構築できます。
アップセルページでワンクリック決済がエラーになってしまう
フロント決済とアップセル決済で、商品に設定した決済代行会社が異なっている可能性も考えられます。
商品に設定した決済代行会社は、ファネルの商品管理の価格ラインナップにて確認できます。
フロント商品で設定した決済代行会社と、アップセル用の商品で設定した決済代行会社が異なると、エラーとなります。
決済代行会社の設定は、一度でも決済を行ってしまうと他の決済代行会社に変更できなくなってしまいます。
あとから決済代行会社を変更したい場合は新しく商品を登録しなおす必要があります。
オーダーバンプ商品との違い
オーダーバンプ商品は、フロントページでの通常商品の決済のときに追加で購入する商品です。
アップセルは、フロントページでの決済完了後にアップセルページへ遷移し、もう一度購入する仕組みです。
それに対してオーダーバンプは、フロントページでの決済で一緒に決済されるということです。
そのためオーダーバンプとアップセルは別のタイミングで購入を提案することになります。
UTAGEの商品管理では、商品を登録する際「通常商品(非オーダーバンプ商品)」か「オーダーバンプ商品」を選択することになります。
アップセルにしたい場合は「通常商品(非オーダーバンプ商品)」、オーダーバンプにしたい場合は「オーダーバンプ商品」を選択します。
まとめ
UTAGEのワンタイムオファーとアップセルの詳細、設定の仕方について解説いたしました。
UTAGEのワンタイムオファーとアップセルを使うことで、複数の商品やサービスをまとめて購入してもらう仕組みを実装することが可能になります。
UTAGEのワンタイムオファーとアップセルの2つの機能を組み合わせることでより効果的に使うことができますので、ぜひ実践してみて下さい!