Lステップで複数のLINE公式アカウントを活用する方法について知りたいという方のために、LINE公式アカウントを複数運用することで得られるメリットや複数アカウントの作り方ついて解説をします。
この記事を読むことで、
- LINE公式アカウントを複数開設すべきなのはどんな人か
- Lステップを使ってLINE公式アカウントを複数運営するメリット
- LINE公式アカウントを複数運用する際の注意点
- LINE公式アカウントを複数開設する方法
を知ることができます。
それでは、Lステップを活用した複数のアカウントの上手な運用方法について解説していきます。
こんな方はLINE公式アカウントを複数開設すべき！
LINE公式アカウントは、複数運用することでメリットが得られることも多いですが、
1つのアカウントに絞った方が大きな効果が期待できる場合もあります。
そこでまずは、LINE公式アカウントを複数解開設すべきなのはどんな人なのかについてご紹介していきます。
複数の事業を行っている場合
まったく異なる2つの事業やサービスに関する内容を1つのアカウント内で発信していると、
どちらか一方にしか興味のない人からすれば「自分には関係のない情報が多い」
と判断して読み飛ばしやブロックのリスクが高くなってしまいます。
こうした場合、それぞれの事業やサービスごとにLINE公式アカウントを開設した方が、
受け取り手からして有益な情報だけを配信することができ、訴求力UPにつなげられるでしょう。
店舗が複数ある場合
同じ事業やサービスであっても、複数の店舗を持っている場合は店舗ごとに
アカウントを分けた方がいいでしょう。
たとえば、LINE公式アカウント上で予約を受けたり、
店舗ごとにイベントごとを行ったりする場合、
一つのアカウントで発信することで受け取り手からすると自分に関係のある情報がどれなのか、
わかりづらくなるデメリットがあります。
さらに管理する側としても、どの店舗への予約なのか、
誰が対応するのか、などが曖昧になり対応が遅くなってしまう可能性も否定できません。
店舗ごとにアカウントを分ければ、こうした管理もしやすくなります。
Lステップを利用して煩雑な複数アカウントの運用を効率的に！
LINE公式アカウントを複数開設するにあたって懸念されるのが、運用面での手間が増えること。
複数のアカウントの管理はもちろん、それぞれ異なる内容を配信していくとなれば、
相当な労力が必要です。
そこでおすすめなのが、「Lステップ」。
ここではLステップを導入するメリットについて解説していきます。
Lステップを活用するメリット①運用の手間を省ける！
友達登録者の管理やお知らせの配信など、
複数のアカウントの運用をすべて手動で行うとなれば相当な手間が掛かるでしょう。
しかしLステップを導入すると、
一度配信したい内容を登録すれば配信作業自体は自動でやってくれます。
また、ある程度想定される友達登録者からの質問対応などについても、
「自動返信機能」を使って自動化することが可能。
設定さえしてしまえば、
いちいち手動で対応する必要がなくなるので運営者の手間を大幅に削減することができます。
運用効率UPはもちろん、運用に掛かる人件費の削減などにも期待できるでしょう。
Lステップを活用するメリット②結果的にコスト削減になる
Lステップは無料で使えるわけではないので、導入コストは掛かります。
しかし、無料でできる範囲のLINE公式アカウントの機能には限界があるので、
Lステップの充実した機能を考えれば、月々に掛かるコストはむしろ安い投資と考えられるでしょう。
単に運用の手間が省けるような機能だけでなく、
Lステップは顧客分析に活用できる機能も豊富。
マーケティングツールとしても非常に優秀です。
流入分析やアンケート機能などを活用することで、より配信内容の効果を高めやすくなるため、
費用対効果は抜群と言えます。
LINE公式アカウントを複数開設するメリット
では次に、LINE公式アカウントを複数開設するメリットをご紹介します。
ポイントは、複数のアカウントを運用することで以下の2点を向上させられること。
・チャットの管理のしやすさ
・必要な人に必要な情報を配信する精度の高さ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
チャットのやり取り管理がしやすい
たとえば複数の店舗で1つのアカウントを使用しているとしましょう。
Aの店舗に来た問い合わせなのか、Bの店舗に来た問い合わせなのか、
確認する手間が発生したり、
どっちの店舗でチャット返信に対応するのかがはっきりしなかったりと
運用面で課題が出てきてしまいます。
アカウントを分けてしまえば、自店舗への問い合わせだとひと目でわかるので、すぐに対応が可能。
対応漏れの防止や対応スピードUPにつながり、自ずとサービスの質も上がるでしょう。
必要な情報を必要な人に届けられる
こちらも複数の店舗で1つのアカウントを使用していると考えたとき、
A店舗の顧客からすればB店舗の情報は不必要です。
不必要な情報が頻繁に送られてくれば、そのうち欲しかったA店舗の情報にも気づかなくなったり、
最悪の場合不必要な情報ばかりと判断されてアカウントごとブロックされたりする危険性もあるでしょう。
アカウントを分ければこれらのリスクを回避できるようになり、
必要な情報だけを友達登録者に届けることができます。
LINE公式アカウントを複数開設する際の注意点
ここまではLINE公式アカウントを複数運用するメリットをお伝えしてきました。
しかし複数運用するうえで気を付けなくてはいけないこともあります。
そこでここからは、LINE公式アカウントを複数運用する際の注意点をご紹介していきます。
アカウントが増える分、設定することの量も増える
運用するアカウントが増えれば、その分プロフィール設定やタイムラインの更新、
リッチメニューや自動応答用のメッセージ作成、
ステップ配信の内容作成…など設定するものの量は増えます。
特に一人で複数のアカウントを運用しようと思っている方は、
得られる効果よりもむしろ掛かる手間の方が増えてしまう可能性もあるので注意が必要。
本当に複数のアカウントを運用する必要性があるかどうか、
しっかり吟味してから運用をスタートさせましょう。
友達登録が分散するため各アカウントごとに集客をする必要がある
今まで1つのアカウントで運用していたものを複数に枝分かれさせる場合、
友達登録者もそれぞれのアカウントに分散するので、
各アカウントごとに集客をする方法を考える必要があります。
アカウント1つで運用しているときよりも、
それぞれのアカウントの登録者は少なく見えてしまいますので、
ある程度事前に集客方法を考えたうえでアカウントを分ける必要があるでしょう。
LINE公式アカウントを複数開設する方法
ここからは、実際にLINE公式アカウントを複数解開設したい場合、
どのように行えばいいのかをご説明していきます。
パソコン版とスマホ版でやり方が異なりますので、それぞれ見ていくことにしましょう。
パソコンからの開設方法
パソコンでLINE公式アカウントを増やす場合、
元々ログインしているアカウントからログアウトする必要があります。
その後、まずは「LINE Business ID」のトップページからアカウント作成のボタンを押し、
新しいアカウント登録を行います。
既にあるアカウントで使用しているメールアドレスとは異なるアドレスで登録し、
そのアドレスに届いたメール内のリンクから「名前」と「パスワード」を設定すれば登録完了です。
スマホからの開設方法
スマホで開設する場合は、
LINE公式アカウントの管理アプリ「LINE Official Account」から行います。
「LINE Official Account」を起動したら左上の三本線マークをタップし「+アカウント作成」を選択。
アカウント名やアイコン画像…など必要項目をすべて埋めれば、
新しいアカウントの開設は完了です。
目的に合わせて効果的に複数のLINE公式アカウントを活用しよう！
やみくもに複数アカウントを開設するのは単に手間を増やすだけになる可能性もあるので
得策ではありません。
確かに複数アカウントを開設した方がメリットになるケースも多いですが、
必ずしもそうとは限らないからです。
まずは1つのアカウントで運用に慣れていき、
軌道に乗ってきたら分けるといった方法もありますので、
複数のアカウントに分けるべきかは慎重に吟味しましょう。
