LINE公式アカウントの運用の手間を少しでも減らす方法について知りたいという方のために、効率的なアカウントの運用をサポートしてくれるLステップの便利な機能について解説をします。
この記事を読むことで、
- Lステップを使ってLINE公式アカウントを運用するメリット
- Lステップの便利な機能の特徴や使い方
について知ることができます。
それではLステップの便利な機能とその使い方について解説していきます。
Lステップを使ってLINE公式アカウントを運用するメリット
LステップはLINE公式アカウントの機能を拡張させるツールで、LINE公式アカウントにはないいろいろな機能がそなわっています。
Lステップを使ってLINE公式アカウントを運用するメリットはたくさんありますが、ここでは次の2つについてご紹介します。
機能を使って運用を自動化できる
配信や友だちの管理など手作業で行っていたものが、Lステップの機能で自動化できます。
その都度配信していた新しいお知らせも自動化すれば、運用コスト削減効果が期待できるほか、それ以外の業務に割く時間が捻出できます。
自動化の機能を使いこなせば、手作業では大変な手間がかかってしまう複数アカウントの運用も効率的に行えるでしょう。
顧客の流入経路分析と情報収集で売上アップが狙える
「プロプラン」以上のプランで利用できる流入経路分析の機能を使うと、どの媒体からアカウントに流れ込んで友だち登録されたのかが一目でわかります。
ブログやYouTube、Twitterなど媒体ごとに違うQRコードを用意することで、どの経路を通したのか分析可能です。
また回答フォームを使って、友だち登録時に個人の情報を聞き出すアンケートを用意しておけば、自動的に顧客データが集まっていきます。
このデータを活用して成約率アップにつなげることも可能です。
Lステップの配信機能を使おう
LINEを通じて効率よく顧客とコミュニケーションを取るために、Lステップの配信機能を使いましょう。
LINE公式アカウントでは登録者数しかわからず、友だちからのメッセージ送信などの反応がない限りは顧客一人ひとりの情報はわかりません。
一方、Lステップなら登録後すぐに友だち情報の確認ができて、反応がなくても友だち登録直後に個人に向けたメッセージを送ることができます。
便利な3つの配信機能について、詳しく見ていきましょう。
ステップ配信
ある行動をきっかけとして、事前に設定しておいたスケジュールで、あらかじめ作成したメッセージを自動的に配信するのがステップ配信です。
ある行動とは、友だち登録や商品・サービスの購入などが該当します。
Lステップのシナリオ配信という機能を使うと、事前にメッセージを登録でき、タイミングに合わせて自動的に配信することが可能です。
たとえば新規で友だち登録してくれた人をステップ配信で自動的にフォローアップして、
商品購入につなげるなどの使い方ができます。
ステップ配信では、商品・サービスの紹介はもちろんですが、以下のような点を心がけましょう。
・企業やブランドのスローガンや商品に込めた想いを伝えたり、自社製品を利用している顧客の声を紹介したりして読者に好感を持ってもらえるようにする
・いろいろな情報をひとつのメッセージに詰め込むと読者にとって負担となってしまうので、情報は小分けに配信してブロック防止につなげる
セグメント配信
配信リストの中から、あらかじめ設定しておいた条件に当てはまる顧客を自動的に絞り込んで、その顧客のみにメッセージ配信するのがセグメント配信。
LINE公式アカウントで利用できるセグメントは、性別、年代、都道府県までの居住地などのみなし属性までです。
一方でLステップでは、タグ機能で友だちをグループ分けすることができ、より自由度の高い詳細なセグメントが利用可能です。
たとえば「半年以上来店していない人のみ」「アンケートに答えてくれた人のみ」といった細かな設定ができます。
使い方の例としては、友だち登録後にアンケートを用意して、セグメント配信で商品購入へとつなげる流れをつくる、といったものがあげられます。
リマインダ配信
あらかじめ登録した日から逆算して自動的にメッセージを配信するのが、リマインダ配信です。
セミナーや説明会などの予約のリマインドも自動的に行えるため、顧客が先々の予約への参加をうっかり忘れるのを防ぐことができます。
特に顧客個人への面談、商談においては、顧客が予約をうっかり忘れるとこちらの時間が丸々無駄になってしまうことがありますので、
ぜひリマインダ配信を活用してください。
お店であれば、来店予約日の前日に予約の確認を配信して来店を促したり、顧客の誕生日にお祝いのメッセージを配信したりといった使い方ができます。
Lステップの便利な自動化機能3つ
Lステップには配信機能以外にも、運用の手間を減らすのに役立つ自動化ツールがいくつも存在します。
次にご紹介するような機能の使い方を勉強して、さらに運用の効率化をはかってみてください。
リッチメニュー
リッチメニューとは、トークルームの下部に表示される、アイコン画像が並んだ固定メニューのことです。
リッチメニューは画像や文字を使ってインパクトを出せるため、特に読者の目にとまりやすいツールです。
また、メニューは常に画面に表示させることができますので、気軽にクリックしてもらいやすいという特徴もあります。
デザインの自由度が高く、アクションに連動した表示の切り替えも可能です。
使い方次第で、商品やサービスの購入につながるさまざまなアプローチを実現できます。
クーポンやお得なキャンペーンなどの企画をリッチメニューで表示させたり、ついついタップしたくなるような魅力的な画像デザインにしたりと、工夫すれば大きな成果が期待できるでしょう。
さらに、配信しなくても読者が情報を見ることができるので、配信のコストや手間をあまりかけず自動的に集客もできます。
自動応答
任意のキーワードを事前に設定しておき、友だちがトークルームでそのキーワードを送信した際に自動的に答えるのが、自動応答機能です。
たとえば「営業時間」というキーワードには「9時から17時です」と返答したり、「予約」というキーワードには「以下の予約フォームからご予約いただけます」というメッセージとともにURLを送信したりします。
忙しくて電話やメール対応が難しい時間帯や営業時間外でも、自分の代わりに自動で対応してくれる便利な機能です。
顧客にとっても対応の待ち時間と手間を減らせるメリットがあり、顧客満足度のアップにもつながります。
予約管理機能
予約管理機能では、予約システムを使って日程の決まっているイベントの予約管理ができます。
定員や〆切期限、予約回数制限などが設定でき、イベントの参加予約管理をすべて自動化します。
CSV形式のテキストデータで予約者一覧をダウンロードすることも可能です。
イベントやセミナーはもちろん、サロンや飲食店などでも日常的に活用できる機能です。
参加者、利用者の多いイベントほど、この機能が効果を発揮するでしょう。
Lステップを有効活用してアカウントを効率的に運用しよう
Lステップの便利な機能を駆使すれば、今までLINE公式アカウントにかかっていた手間と時間、運用コストまで削減できる可能性があります。
さらに、自動化機能を効果的に使うことで、タイミングよく顧客にアプローチできるため、売上アップ、成約率アップ効果も同時に狙えます。