Lステップのタグ機能について知りたいという方のために、Lステップのタグ機能について解説をします。
この記事を読むことで、
- Lステップのタグ機能
- タグ機能を使うメリット
- タグ機能の作成方法
- タグ機能を使うコツや注意点
- タグ機能でできる分析
を知ることができます。
Lステップのタグ機能のメリット
Lステップを導入したら、ただ使うだけでなく便利な機能を使って売上げを伸ばしていきます。
タグ付け機能は、顧客の管理がかなり簡単になりマーケティングなどの分析にも活かすことが可能です。
Lステップのタグ機能を使うと、どんな素敵なメリットがあるのでしょうか。
Lステップのタグ機能のメリットについて、みていきます。
ユーザーの反応をチェックできる
Lステップのタグ機能を使うと、ユーザーの反応をチェックすることができます。
簡単にいうと、タグ付けはグループ分けすることと考えてください。
たとえば、商品を購入した人と購入していない人に分けることができるので、顧客情報を手間をかけずに把握することができます。
その中で、アクション管理でタグ付けをしておくとさらに、ユーザーのアクションをチェックすることができるわけです。
タグ付けできるLステップの機能には、回答フォーム・カルーセル・リッチメニュー・URLクリック・流入経路分析などがあります。
これらにタグ付け設定をしておけば、どのユーザーがどんな反応をしているのかが一目瞭然です。
ユーザーの反応をみていれば改善点なども早めに気づくことができるため、タップ率が悪いところから改善していけば、売上げアップにつながります。
自動統計で分析ができる
タグ機能は、顧客全体の統計を簡単に出すことができます。
たとえば、Lステップでコーヒー豆を販売していたとします。
どの豆を購入したのかタグ付けをしておけば、簡単に統計を取ることが可能です。
売れている豆の仕入れを増やす、売れていない豆の仕入れをやめて新しい豆を仕入れるなどの戦略に役立つのです。
タグ付けをしておいて自動で統計を取ることができれば、手間をかけずにマーケティングができます。
もしタグ付け機能を使わずに手動で統計を取ったら、かなり手間暇がかかってしまうので非効率です。
Lステップのタグ機能を使って顧客情報の統計を出せれば、経営戦略を練るためのデータをすぐに手に入れられるのでメリットとなります。
優れた分析機能
Lステップには、タグ機能以外にも優れた分析機能があるため、一本化して使うとメリットがたくさんあります。
そのため、他のツールをわざわざ使う必要はありません。
Lステップのタグ付け機能もその一つで、タグ付けを行うことによってさまざまな分析にかけることができます。
タグ付けによって分けられた回答を自動的に集計して統計を取れば、すぐに分析にかけられるので便利です。
タグ付けはオンとオフの二択なので、簡単に分析しやすいという特徴があります。
たとえば、ランキングを作りたい場合も選択肢を与えて集計を取れば、集計もしやすく分析も簡単にできるわけです。
Lステップのタグ付け機能は使いこなすことで、優れた分析ができます。
Lステップのタグ機能の作成方法
Lステップのタグ機能を実際に作成していく方法について紹介していきます。
タグ機能のメリットがわかったら、実際に作成してLステップに取り入れていきましょう。
Lステップのタグ機能の作成は、基本の作成方法か、アクション設定や友だちリストからの作成方法があります。
Lステップのタグ機能の作成方法について、みていきます。
基本の作成方法
Lステップにログインをしたら、左のメニューバーにある「タグ管理」を選んでください。
タグの画面になったら、「新しいタグ」をクリックします。
ここで、タグの名前を付けます。
タグの名前は、タグの属性がわかる名前で設定してください。
たとえば、20代男性に付けるタグなら「【20代】男性」とタグ名を付けます。
タグ名は属性がわかりやすい簡潔なものがおすすめです。
後で何かわからなくなってしまうような名前を付けてしまうと、作業がしにくくなってしまいます。
タグの作成自体はとても簡単で、ここまでの作業で完成です。
実際にタグを付けていく作業は、アクション設定画面からの方法と手動で友だちリストから行う方法があります。
アクション設定画面から作る方法
アクション設定は任意ですが、設定しておくことで自動応答や回答フォームなどでタグが追加されているとアクションを設定することができるのでおすすめです。
詳細設定を選び、オレンジカラーボタンのアクション設定をするをクリックします。
先程作成した新しいタグ、【20代】男性のタグの詳細設定を行っていきます。
ここでは、タグが付いたときにどんなアクションをしていきたいのかを設定してください。
よく使われるシナリオ分岐を行いたい場合は、アクション設定1でシナリオ操作を選びます。
アクション変更は、タグ追加時の登録人数が登録されている人数以上のときにできます。
通常は、人数制限なしで問題ないので大丈夫です。
手動で友だちリストから作成する方法
作成したタグを実際に友だちリストから付ける場合は、手動で行っていきます。
友だち情報の管理画面を開いて「タグ」を選んでください。
設定したいタグを選んでチェックボックスにチェックマークを入れます。
タグ付け設定をしたい顧客それぞれにこの作業を行ってください。
本当にタグが付いたのか知りたい場合は、タグ管理画面からタグの名前の表示を選びます。
自分が確認したいタグの対象者の一覧が出てくるので、漏れがないか間違いがないかを確認することが可能です。
友だちリストは手動ですが、自動でタグ付けできる機能もあります。
回答フォーム・カルーセル・URLクリック・流入経路分析は、アクションに合わせて自動でタグ付けが可能です。
タグ機能でできる分析
Lステップのタグ付け機能は、優れた分析ができる機能の1つです。
ビジネスで売上げを上げるためには、顧客管理や顧客情報をたくさん収集して分析する必要があります。
Lステップのタグ機能では、どんな分析方法がありどんなことができるのでしょうか。
Lステップのタグ機能を使ってできる分析について、みていきます。
アンケートの回答
顧客のニーズを知るために、アンケートを利用して好みや傾向を分析することができます。
作成したアンケートフォームの回答にタグ付けをしておくことで、自動集計して分析にかけることが可能です。
たとえば、好きな色のTシャツをアンケートで尋ねるフォームを作成します。
白・黒・カーキの選択肢を作り、それぞれにタグを設定しておきます。
白を選んだ人には、白いTシャツが好きというタグをオンにしておき、後におすすめの白いTシャツを配信すれば効果的です。
アンケートの回答は、顧客のニーズを知る目的なのでタグ付けをして情報を分析するようにしましょう。
ただし、アンケート作成は簡単にできるものにしないと逆効果なので注意して作成してください。
他の分析機能を使う
タグ付け機能をより効果的に使うなら、Lステップにある他の分析機能と合わせて使うことがおすすめです。
これは、Lステップを使う大きなメリットで、さまざまな方向からの分析を1つのシステムで完結できます。
Lステップの流入経路分析と組み合わせた場合、どのソースから友だち登録をしたのかがわかるので分析に使えます。
SNSから登録した人は商品を知った上で登録している可能性が高いのですが、広告からの場合は情報が不足していると予測できるわけです。
流入経路を分けてタグ付けすれば、セグメント配信をかけることもできます。
URLクリック測定を組み合わせることで、クリックしたページの回数を測定し顧客の動向を分析することができます。
クロス分析を使う
2つ以上のデータからより細かい分析をするクロス分析を使えば、さらにタグ付機能を活かした分析が可能となります。
Lステップには、プロプラン以上ならクロス分析機能が付いているので他のツールを使う必要はありません。
流入経路分析で得られた情報は、友だち登録をした先を抽出したものです。
さらにその中の顧客を細かく分けたい場合、このクロス分析が役に立ちます。
たとえば、フェイスブックから友だち登録した既婚女性だけを選ぶ、Twitterから友だち登録した独身男性だけを選ぶなどということが可能です。
ターゲット層となる人がどのくらいいるのかがわかれば、強化するSNSも判明しますし、逆であれば内容を変えるなどの策も取れます。
タグ機能を使うコツと注意点
タグ機能は顧客の情報収集や分析にとって非常に便利な機能ですが、コツをおさえておかないと注意しなければならない点もあります。
便利だからといって、何も考えずタグ機能を使ってしまうと管理できなくなり、結果的にうまく活用することができなくなってしまうのです。
自分が管理しやすい方法で、コツをおさえてタグ機能を使うことが大事です。
フォルダを使って管理する
Lステップのタグ機能を使っていると、タグがだんだん増えてきます。
最初のうちは良いのですが、タグが増えてくると管理をすることが大変になってきます。
そのため、フォルダを作成して管理するようにしましょう。
フォルダに分けずに未分類にしてしまうと、あとから分析するときに大変です。
Lステップの管理画面から「タグ管理」をクリックして、グリーンカラーの「新しいフォルダ」ボタンをクリックすればフォルダを作成することができます。
フォルダの名前を入力するときに、わかりやすい名前にしておくことも大事です。
せっかく作ったフォルダでも、名前が紛らわしいと間違って入れてしまうこともあります。
自分が管理しやすい環境に整えましょう。
タグはできるだけ付ける
タグ付けをどこまですべきか、迷ってしまうこともあります。
Lステップのタグ付けはとても便利な機能なので、迷ったらタグ付けをしてしまいましょう。
タグ付けをどこまでやるかではなく、タグ付けをしてから要らないものを削除するという考え方にした方が簡単です。
なぜなら、顧客の情報は得られるタイミング以外では入手するチャンスがないためです。
取れる情報をタグ付けしておいて、後々要らないと判断したならいつでも削除することはできます。
ただし、必要ないと思っても後で必要となることもあるので、管理できる範囲であれば削除せずにこまめに保存をしておくことが大事です。
そのため、フォルダでの管理はこまめにやっておくことをおすすめします。
作成して満足で終わらない
タグ付けを作成して満足するのではなく、情報を分析して改善点をみ付けるなどしなければいけません。
タグ作成やタグ付けをすることだけで終わってしまっては、せっかくのタグ作成が意味のないものになってしまいます。
Lステップのタグ機能を使ってタグ付けしたことで、顧客の情報やデータを収集し動向分析を行ってください。
そして、分析だけで終わらずに問題点を見直して改善することが売上げをアップさせることにつながります。
ある程度の顧客データを収集できるようになれば、いろいろな顧客の情報を活用することができます。
タグ付け作成は準備の段階であることを忘れずに、情報収集に役立てて分析し改善を繰り返しながらマーケティングに活かしていきましょう。
Lステップのタグ機能を使いこなして売上げアップにつなげよう
Lステップのタグ機能のメリットや使い方などを紹介しました。
顧客管理を簡単にしてくれることや、効率的な情報収集ができるタグ付けは積極的に使いたい機能です。
タグ機能を使いこなして情報を収集し、分析から新たなアイディアなどを生み出せば売上げアップを目指すことができます。
Lステップを使えば、他の優れた分析機能も合わせて使えるので効果的です。