コンバージョンとは何か
コンバージョンってよく聞くけど、、、
まずは「コンバージョン」から説明するね!
例えば、ホームページの訪問者がサービスを購入したり、資料請求につながった場合に、「コンバージョンを獲得した。」とカウントします。
コンバージョンの数は現状でホームページからどれだけ目標が達成できているかを示す客観的な指標となります。
コンバージョンを正しく設定し、どれだけの数を獲得しているかを常に測定することがマーケティング、特にWebマーケティングではとても重要となります。
Lステップのコンバージョン機能でできること
Lステップのコンバージョン機能は組合せ次第で無限の可能性があります。
逆に多機能すぎるため使いこなせていない方も多いのが現状かと思います。
その中でメリットと合わせて、コンバージョン率を上げる方法などについて説明します。
ちなみに、今回ご紹介するLステップのコンバージョン機能は「スタンダードプラン」、「プロプラン」で使用できる機能です。「スタートプラン」では使用できませんので、アップグレードの検討をお願いします。
購入者へダウンロード先の案内が自動対応!
なんといってもこの購入者への対応が自動化されるメリットは大きいです。
今までは、購入コンテンツをダウンロードしてもらうような場合、購入者のメールアドレスを確認し、そのメールアドレスに対して、ファイルを添付、もしくはダウンロードURLを貼り付けて送信するまでを都度、人の手で行う必要がありました。
ここのオペレーションをLステップを使えば自動化できます。また、この自動化は効率化、省力化のメリットだけでなく、もう1つ大きなメリットがあります。
それは、購入者に対して購入手続き直後にコンテンツを提供できることです。
これまでは、例えば金曜の夜22時にコンテンツ購入を申し込んだ場合、月曜の朝9時にならないと送付してもらえないということがありました。
これをLステップのコンバージョン機能を使った自動化で解消できるため、顧客の満足度アップが見込めます。
購入後のクロスセル販売提案も自動で送信!
「クロスセル」とは、本命の商品に対して、他の商品をセットで購入してもらうセールス手法です。
いわゆる抱き合わせ販売ですね。
楽天やAmazonなどのECサイトでよく見られる「この商品を購入した人は、この商品も購入しています」というような提案をすることで、気づきを与えて同じような商品セットをついでに買ってもらえることもできます。
Lステップのコンバージョン機能ならこのような提案も自動で送ることができます。
「アップセル」とは、いきなり高額な商品を売るのではなく、最初はお試し価格で購入いただき、その後本命商品を提案し購入してもらうセールス手法です。
コンバージョン機能では、本命のアップセル商品をお試し価格の購入にのみ限定公開するといった提案方法も自動で可能になります。
購入内容に応じてリッチメニューを自動で変更!
これは先程のアップセルのところでも記載した内容の応用編のイメージです。
単にコンバージョン数を測定するだけでなく、商品の購入内容をもとに購入者限定のリッチメニューを表示させるアクション設定も可能になります。
例えば、お試し価格商品用と本命商品でリッチメニューを分けることはもちろんですが、本命商品の期間限定セールのようなキャンペーンで「あと○日で終了します!」という内容をリッチメニューに表示していた場合、購入前の友だちと購入後の友だちでリッチメニューを自動で切り替えることができます。
更には購入後の友だち用には商品の問い合わせ用や詳細説明、アフターフォローができる内容のリッチメニューを設定しておくことで顧客満足度アップにつがることが期待できます。
Lステップのコンバージョン機能の使い方
Lステップのコンバージョン機能は商品がいつ、誰に何個売れたのかを測定します。
コンバージョン機能を使うためには以下の設定をしていきます。
2、コンバージョンを登録する
3、コンバージョン測定タグをページに埋め込む
まずは←メニューの「コンバージョン」を開きます
コンバージョン登録をクリックしてタイトルとタグ付けなどのアクションを設定します。
登録ができるとコンバージョンの一覧に埋め込み用のコードが表示されるので、これをコピーしてサンクスページ内に貼り付けて完了です。
これなら簡単だね!
成約後のページに貼り付けるのがポイントだよ!
Lステップのコンバージョン機能をフル活用して成果アップするコツ
クロス分析機能も併用して分析する
Lステップのコンバージョン機能を使えば、どの商品がいつ誰から売れたかの測定ができることはおわかりいただけたかと思います。
そのデータを使って更に意味のあるデータにするためにはクロス分析を活用します。
A商品の購入者は、どのようなセグメント、タグ情報をもっている友だちなのか。それに対して、B商品ではどうか。
このような分析をすることで、どうすればコンバージョン率が高くなるかを日々研究することも重要です。
ステップ配信で興味をキープ
Lステップで有効な施策として、ステップ配信がありますが、これもコンバージョン率向上に役立ちます。
お試し価格購入者を対象にして、本命商品への興味を高めていくことも可能です。
時間をあけて再提案
例えば、高額な商品だった場合に、初回での提案はコンバージョンに失敗したが、しばらく時間をあけた後に改めて提案が有効な場合もあります。リマーケティング手法ですね。
Lステップのコンバージョン機能を使う際の注意点
iOS13.3以降のバージョンではコンバージョンが検知できない場合があります。
これはLステップ側の問題というより、Cookieに関する規制が強化されたためです。
この流れは世界的なもので個人情報の管理が厳格になってきています。
顧客の同意がない場合でのCookie収集、利用の規制は日本国内でも同様です。
詳細はこちらをご確認ください。 ※Lステップ公式マニュアル
Lステップのコンバージョン機能の代替策
Cookieに関する規制の影響を受けない方法でコンバージョン機能の代わりになるとすれば「流入経路分析」で代用できる部分もあります。
購入ありがとう!のようなサンクスページに対してLステップの流入経路分析のリンクタグを設定すれば確認ができるようになります。
代用なのでサイトの滞在時間など取れない情報もありますが、代わりの方法として紹介しておきます。
Lステップのコンバージョン測定は超重要!
ここまでLステップのコンバージョン機能についてご紹介してきましたが、この機能なしではどうやって分析するんだろうというほどに、とても重要な機能です。
いつ、誰がどのコンテンツを購入してくれたかがわかるだけでなく、次のマーケティング戦略へつなげるための指標になることはご理解いただけましたでしょうか。
コンバージョン機能と流入経路分析とをベースにクロス分析と合わせてLステップの機能をフル活用してください!