Lステップのコンバージョン機能は重要!使い方やコツを解説

Lステップ

Lステップのコンバージョン機能について知りたいという方のために、Lステップのコンバージョン機能について解説をします。

この記事を読むことで、

  1. Lステップのコンバージョン機能
  2. Lステップのコンバージョン機能を使うコツ
  3. Lステップのコンバージョン機能の使用例

 

を知ることができます。

それではLステップのコンバージョン機能について解説していきます。
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Lステップのコンバージョン機能の使い方

Lステップを使って顧客へのマーケティングや売上訴求を行う中で、正確なコンバージョンのデータがわかるのとそうでないのとでは、効果にかなりの差が出ます。

Lステップのコンバージョン機能は、Lステップの中だけで完結しないため、使い方がわからない人も多いです。

成約した人にタグ付けできるコンバージョン機能の使い方について、みていきましょう。

測定のページを作成

Lステップのコンバージョン機能は、誰が何をどのくらい購入したのかがわかる機能です。

実店舗で言えば、お客さんが会計を済ませて商品を持って出ていったというアクションをチェックして、カウントすることに当たります。

顧客の動向を知るために、測定ページを作成します。

コンバージョン機能は、Webページが表示されたことで確認されるため、想定ページが必要です。

たとえば、ECサイトで顧客が買い物をするとします。

いろいろな商品をチェックして、自分が購入する商品が決まると決済に進み、最終的に買い物完了画面が表示されます。

この買い物完了画面が、測定ページとなるわけです。複数の商品を持っている場合は、それぞれのページにコンバージョンコードを埋め込む必要があるのです。

測定タグとアクションを追加

Lステップの管理画面からコンバージョン機能を選び、新しいコンバージョンをクリックします。

コンバージョンの名前を決める際は、どの商品なのかすぐにわかるようにしておくことがポイントです。

特に多くの商品がある場合は、後で混乱することになり、正確なコンバージョンのデータが収集できなくなってしまうので注意してください。

コンバージョン機能を配信にも利用するために、アクション設定で友達情報やタグを追加しておくと便利です。

タグや友達情報を追加したら、緑色ボタンの登録をクリックします。

これでコンバージョン登録は完了で、コンバージョンの測定タグが表示されます。

タグの埋め込み

コンバージョン登録が完了したら、次はタグを埋め込む作業となります。

タグの埋め込み作業は、プログラミングの知識が必要となるので、担当者がいる場合は任せるようにしましょう。

計測するためのhtmlタグをページに挿入することで、埋め込みをすることができます。

決済完了ページを開いてコードを埋め込んでいくため、プログラミングの知識が必要なのです。

知識がないままやってしまうとバグの原因になってしまうこともあるので、システム担当者にお願いするのが安全です。

そして、Lステップから送ったURLをクリックした人を計測して、LINEから購入ページに移動させます。

そのため、URLクリック設定で短縮URLを発行することも必要です。

iPhoneでコンバージョン機能を使う場合

iPhoneでコンバージョン機能を使いたい場合、どうやってデータを収集すればよいのでしょうか。

iOS13.3以降の端末に不具合が出てしまったことで、コンバージョン機能が使えなくなっています。

そのため、どのようにコンバージョン機能を利用するのか知っておく必要があります。

iPhoneでコンバージョン機能を使う方法について、みていきましょう。

iOS13.3以降の端末の場合

とても便利なコンバージョン機能が、iPhoneのiOS13.3以降で使えなくなってしまったのは、アップデートによる不具合です。

測定ページとなる決済完了のページを、検知することができません。

これは、個人情報保護法による要因で、Lステップの不具合ではなくiPhoneユーザーの問題で発生したものです。

個人の行動履歴をさらすことになると捉えられるため、コンバージョン機能も引っかかってしまったという事情があります。

かなりの数のデータを取りこぼしてしまうことになるので、せっかくのコンバージョン機能が使えないのはもったいないことです。

とはいえ、具体的な解決策は今の所ないのが現実です。

そのため、代用方法を使うことが今の時点では早い解決策となります。

代用方法

コンバージョン機能の代用策は、流入経路分析を使う方法です。

元々、どこから友達追加したのかがわかる機能ですが、これを決済ページに設定すれば可能です。

Lステップの管理画面から「流入経路分析」をクリックします。

「新しい流入経路」をクリックし、設定したいリンクを登録し、アクション管理でタグを設定します。

タグは成約完了やコンバージョンなどとつけておけばわかりやすいでしょう。

最後に緑色ボタンの登録をクリックすれば、リンクが発行されます。

決済完了ページにボタンを設定して、ユーザーにクリックしてもらえるようにします。

リンクの設置はユーザーにわかりやすいように表示することが重要です。

ボタンだけでなく、クリックしたくなるような文句を考えて誘導するようにしましょう。

コンバージョン機能の使い方のコツ

Lステップというひとつのツールを使ううえで、最終的な目的はコンバージョンです。

一人でも多くの成約につなげるためには、コンバージョン機能の使い方を工夫する必要があります。

コンバージョン機能の使い方のコツについて、みていきましょう。

ステップ配信を魅力的にする

コンバージョンにつなげる大事なポイントは、商品をどれだけ魅力的に伝えるかということです。

Lステップを使ってステップ配信するときに、魅力的に見せることがとても重要です。

気持ちが焦って何も考えずに商品をアップしてしまうと、ユーザーの心には響きません。

友達登録をしてくれた顧客は、まだどんな商品を扱っていてどんな魅力があるのか知らない状態です。

そのため、ユーザーの心理に沿ったアプローチを心がける必要があります。

まずは、ユーザーとの関係を築くことが大事です。

自分が販売する商品の情報や、背景などを伝えながら商品を提案していくことや、それにまつわるストーリーを伝えるのもよいでしょう。

配信を楽しみにしてくれるようなステップ配信にすることが、コンバージョン機能の効果を高めることになります。

コンバージョン見込みがあるユーザーに訴求する

Lステップの機能を使えば、どのくらいコンテンツを見ているかわかります。

ユーザーの中には、一生懸命読んでくれている人もいれば、ほとんど読んでいない人もいるのは当然の流れです。

このスコアリングができるということは、マーケティングにとても役立ちます。

おのずと、コンバージョンの見込みがあるユーザーを見分けることができるからです。

コンバージョンの見込みがあるユーザーを把握できれば、そこへのアプローチを強化していくことでコンバージョンアップを狙えます。

あまり反応がないユーザーへのアプローチを続けていくよりも、反応が期待できるユーザーに絞った方が効率的です。

Lステップの機能を使いこなすことで、コンバージョンの見込みがあるユーザーへの訴求ができます。

リマインド配信を怠らない

どんなに売上がよくても、コンバージョンが100%となることはありません。

そのため、どんなビジネスでもリマーケティングを行うことになります。

コンバージョンにつながらなかったとしても、次のタイミングにつなげるためにアプローチしていくことが大事です。

そのためには、リマインド配信を怠らないことがコツとなります。

コンバージョンしなかった理由の中には、お金が足りなかったことや慎重に考えていたなどということもあります。

そのときは購入できなかったけど、また次回と考えている場合もあるのです。

コンバージョンに至らなくても友達情報があれば、リマインド配信などができるので、積極的にリマーケティングをしていきましょう。

Lステップのコンバージョン機能の使用例

Lステップのコンバージョン機能を使って、効果的な配信をする使用例について紹介します。

コンバージョンにつながった顧客に対して、さらに効果的なアプローチをしていきましょう。

どんな機能を使ってアプローチするのか、具体的な例を参考にしてください。

コンバージョン機能を使うことで、より高い効果につながります。

購入者に絞ったリッチメニュー

Lステップのリッチメニューは、顔となるコンテンツです。

ユーザーが興味を持つかどうかは、リッチメニュー次第と言っても過言ではありません。

そして、コンバージョンとなった顧客をリピーターにするかしないかも、リッチメニューの工夫にかかっています。

コンバージョンした顧客に対して、購入してくれた商品を紹介し続けても意味がありません。

購入した商品をさらに売り込まれたら、興味がなくなってしまうでしょう。

そのため、コンバージョンした顧客には、購入してくれた商品のアフターフォローや、使い方などサポートとなる内容に変えると効果的です。

ある程度経ったら、新商品の案内などをするとリピーターとなってくれる可能性があります。

購入者に商品紹介をしていく

自分が一番売りたい商品が高額の場合、お試し商品などを格安で販売する方法があります。

高額な商品というのは、簡単に購入につながりません。

時間を掛けて訴求していくことになります。

その中で、買いやすい価格の商品を作っておくことで、コンバージョンするユーザーを作ることができます。

コンバージョンした顧客が、お試し商品を使って気に入れば、販売したい商品のコンバージョンにつながるのです。

お試し商品にすると多少採算が合いませんが、顧客が気に入ればその後のプラスが大きくなるので少しのリスクは背負うべきです。

コンバージョン機能を利用すればお試し商品購入者にだけ配信することができるので、ぜひ使って欲しい機能と言えます。

Lステップのコンバージョン機能でしっかり計測しよう

Lステップのコンバージョン機能の使い方などについて紹介しました。

販売する商品を多くのユーザーに購入してもらうことが最終目的となるため、コンバージョン機能を使った計測はとても重要です。

Lステップのコンバージョン機能の使い方やコツを参考にして、効果的に販売できるように作成していくことがポイントとなります。

1人でも多くの顧客に興味を持ってもらい、コンバージョンできるようにマーケティングしていきましょう。
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